MRの転職と認定資格

医療系業界の中でもMRは人気の高い業種の一つです。
MRは"Medical Representative"の略称であり、医療機関や調剤薬局などを対象とした医薬品の営業職を指します。それぞれの担当エリアの医師や薬剤師に直接営業に周り、自社製品の購入契約を結ぶことが主な業務内容です。
また、その際に自社製品の価格交渉や納品などは行いません。
これらの業務はMS(Marketing Specialist)と呼ばれる医薬品の卸業者の担当となります。

MRには認定資格が設けられていますので、ほとんどの場合で転職の際には毎年12月に実施される試験の合格を目指します。認定試験の合格率は毎年80~90%と比較的高くなっています。
MR認定資格は民間資格であり、必ずしも必要ではありませんが、特に転職の場合にはほとんどの企業が採用選考の際に重視します。また、このMR認定資格の有効期限は5年間です。
取得から5年間が経過すると各自で更新手続きをする必要がありますが、その際に試験があるわけではありません。しかし、MR認定資格を取得してから5年間で一定の研修を受講している事が条件として定められています。

この研修については一般的には製薬会社が行う社員研修を受けていれば少なくとも5年間は問題ありませんが、仮に退職してしまった場合などには条件から外れてしまうケースもあります。
こうした場合には各自で医薬情報担当者教育センターに補完教育通信講座を申し込む必要があり、それを怠るとMR認定資格が失効する場合もありますので、注意が必要です。
医療系業界は日進月歩であり、日々新しい医薬品が開発・認定されていますので、必要に応じて新しい情報を更新する必要があります。